道などは16日、新型コロナウイルスの感染者が新たに44人確認され、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が50人を下回るのは2日連続。道内の死者は累計642人、感染者は延べ1万8578人(実人数1万8533人)となった。
死亡したのは、道が発表した居住地非公表の90代女性1人、小樽市が発表した年代性別非公表の1人。
感染者の内訳は、道が18人を確認。管内別では胆振が苫小牧市の1人、石狩が6人、釧路が7人、後志が2人、留萌が1人、オホーツクが1人。
札幌市は16人、旭川市は8人、小樽市は2人の感染をそれぞれ確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、旭川市の旭川実業高校で16日までに生徒9人が感染。釧路市の「くしろバス」は40~60代の乗務員9人が感染した。
既存クラスターは、恵庭市の恵庭第一病院が5人増の計32人、札幌市の障がい福祉サービス事業所が2人増の計147人、同市のサービス付き高齢者向け住宅が1人増の計34人、釧路市の外国人向け職業研修施設が1人増の計8人。
道内で治療を終え回復したのは1万7157人。16日現在の患者数は46人減の779人。重症は前日から3人増の16人。15日時点の入院患者の病床利用数は、前日から8床増えて426床となった。