道などは18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに125人確認され、2人が死亡したと発表した。このうち47人の感染経路を追えていない。日別の新規感染者が100人を超えるのは13日連続。道内の感染者は延べ1万5943人(実人数1万5903人)、死者は累計で540人となった。
道は44人の感染を発表した。内訳は胆振管内4人のほか、石狩管内15人、空知管内1人、後志管内3人、十勝管内1人、渡島管内12人、オホーツク管内7人、札幌市1人。
札幌市内の金融機関で20代から30代の従業員計6人、同市内の障害福祉サービス事業所で30代から70代の従業員と利用者計6人の新たなクラスター(感染者集団)を確認。石狩管内の個人宅での会合に参加した友人関係の20代の5人、恵庭市内の接待を伴う飲食店で20代から60代の従業員と利用客計9人のクラスターも明らかになった。
既存のクラスターでは、札幌市内の有料老人ホームや医療機関、介護老人保健施設などで感染が拡大している。
札幌市は70人、函館市は5人、小樽市は5人、旭川市は1人の感染を発表した。
死者は、道で居住地非公表の90代女性1人、旭川市で年代と性別非公表の1人をそれぞれ確認した。
道内で治療を終え回復したのは1万3695人。18日現在の感染者数は1708人(うち重症は10人)となっている。17日時点の入院患者の病床利用数は、前日から8床増の754床。