道などは13日、新型コロナウイルスの感染者が新たに109人確認され、4人が死亡したと発表した。このうち45人の感染経路を追えていない。日別の新規感染者が100人を上回るのは8日連続。道内の感染者は延べ1万5106人(実人数1万5067人)、死者は累計で518人となった。
道は再陽性1人を含む27人の感染を確認した。内訳は、苫小牧市の2人(30代と60代男性1人ずつ)を含む胆振管内7人のほか、オホーツク管内と札幌市居住各4人、石狩、渡島、十勝3管内各3人、後志、上川、宗谷3管内各1人。
北見市の診療所で、20~60代の職員7人が感染する新たなクラスター(感染者集団)が発生した。既存のクラスターでは、胆振管内の飲食店で新たに客2人の感染が判明し、計13人に。同管内の会社主催の個人宅での懇親会関連も参加者2人の陽性が分かり、計12人となった。
札幌市は、60人の感染を確認。市内の医療機関で5人(20~80代の職員4人、患者1人)のクラスターが発生した。小樽市は12人、函館市は10人の感染を発表した。
死者は札幌市で2人(60代と70代の男性)、道で居住地非公表の2人(年代非公表の女性と年代・性別非公表1人)を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは、1万3064人。13日現在の患者数は前日から64人減の1524人で、重症は12人。12日時点の入院患者の病床利用数は、前日から27床減って725床となった。