苫小牧市立病院は5日、同院の医師1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。医師は軽症で感染症病棟との出入りはなく、昨年12月に同病棟に勤務する看護師2人が感染した事例との関連もないという。
同院によると、医師は昨年末から倦怠(けんたい)感と喉の違和感が続いたため、4日に院内遺伝子検査を実施したところ、陽性が判明した。
同日、濃厚接触者4人を含む職員28人と患者1人についても検査。全29人の陰性を確認した。
当該医師は感染した疑いがある期間、外来診療を行っておらず患者との濃厚接触もないことから、同院は現体制の診療を継続する。