アイスホッケーアジアリーグのひがし北海道クレインズは5日、釧路市出身のFW重野駿佑(30)の2020~21シーズン限りでの引退を発表した。
元日本リーグの十條製紙で活躍した賢司氏を父に持つ重野は、釧路江南高―中央大を経て2012年に当時の日本製紙へ入団。身長194センチの恵まれた体格を生かし、14~16年には2季連続で40ポイント以上を稼ぐなど攻撃の軸として活躍してきた。
各年代で日本代表にも選出され、世界選手権など国際大会を数多く経験した。チーム広報を通じて重野は「生まれ育った釧路でたくさんの思いや声援を受けプレーした日々は、本当に夢のようだった。残り試合を見に来てくれた方々に感動や興奮を届けられるよう一生懸命頑張りたい」とコメントした。