道と札幌市などは4日、新型コロナウイルスの感染者が新たに93人確認されたと発表した。このうち26人の感染経路が不明。道内の死者は4人で、累計476人、感染者は延べ1万3778人(実人数1万3742人)となった。
道は20人の感染を確認した。内訳は苫小牧市の2人(30代男性)を含む胆振管内の6人のほか、十勝管内7人、石狩管内5人(千歳市1人など)、桧山、オホーツク両管内各1人。
既存のクラスター(感染者集団)では、苫小牧市内の高校運動部で新たに生徒2人が感染して計15人に拡大。胆振管内の接待を伴う飲食店でも利用客2人の陽性が判明し計19人に。十勝管内音更町の帯広徳洲会病院では2人増の計39人となった。
札幌市は、再陽性1人を含む61人の感染を確認。市内の特別養護老人ホームで新たなクラスターが発生し、20~90代の7人(入所者3人、従業員4人)の陽性が判明した。
このほか、小樽市で9人、函館市で2人、旭川市で1人の感染を発表。死者は道で2人(居住地非公表の70代と90代の男性)、札幌市で1人(90代女性)、小樽市で1人(70代男性)を確認した。
4日現在の道内の患者数は1704人で、重症は前日から1人増えて21人。