アイスホッケー・アジアリーグの横浜グリッツは28日までに、苫小牧市出身のFW平野裕志朗(25)との契約継続と、釧路管内鶴居村出身のDF菅田路莞(20)=中央大2年=、長野県軽井沢市出身のFW土屋光翼(21)=法政大4年=両大学生との新規契約をそれぞれ発表した。
NHL3部相当のイーストコーストホッケーリーグ(ECHL)でのプレーを目指していた平野は、今年9月に期限付きで横浜へ加入。開催中のジャパンカップでは、13試合に出場し2得点9アシストと攻撃の核として活躍していた。
11月中旬にECHLのサイクロンズと契約したが、新型コロナウイルスの影響で同チームが今季のリーグ参戦を見送ったため、再び横浜でのプレーを選択した。契約は来年3月まで。
菅田は身長179センチのサイズがあり、ユース五輪出場や年代別日本代表経験を持つ。来年3月までの短期契約となるが、チーム広報を通じて「アジアリーグの舞台に立つことが目標だった。持ち味のシュート力とフィジカルを生かしてチームに貢献する」とコメントした。背番号は16。
一方の土屋は身長165センチと小柄ながら、機動力と得点感覚に優れたプレーヤー。法大ではゲームキャプテンも務めていた。チーム広報を通じ「日本で一番レベルの高いリーグで競技ができることをとてもうれしく思っている。これからいろいろなことにチャレンジし、一生懸命頑張りたい」と談話を出した。背番号は92。