アイスホッケーアジアリーグの東北フリーブレイズは15日、札幌市出身のCF田中豪(37)の2020~21シーズン限りでの引退を発表した。
田中は北海高―早稲田大を経て2006年にSEIBUプリンスラビッツ(当時)入団。3季プレー後に同チームの廃部によりドイツのリーグで1年間武者修行し、10年から東北の一員となった。昨年度まで10季にわたって主将を務めアジアリーグ3回、全日本選手権1回の優勝を経験している。
日本代表経験も豊富で、フル代表では計12回の世界選手権に出場。13~17年は主将を担った。
チーム広報を通じて田中は「チームメート、スタッフ、指導者、ファンの皆さまに応援していただき、ここまでプレーすることができた。残りのシーズン、その感謝の気持ちを氷の上で表現し、フリーブレイズの選手らしく、田中豪らしく一生懸命プレーしたい」とコメントした。