苫小牧市は13日、第2庁舎に勤務する健康こども部の職員2人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。同庁舎に勤務する職員全員を対象にPCR検査を行い、15日まで同庁舎への市民の立ち入りを制限する。同庁舎で行う転校などの各手続きは、本庁舎1階の総合案内で対応する。
市によると、新たに感染した職員2人は、9日に感染した同部職員の濃厚接触者。不特定多数の一般市民と接触はなく、濃厚接触者は特定済みだったが、同庁舎の職員約60人を13日、予備的に検査した。
また、市は10日の部長職感染に伴い、岩倉博文市長ら市理事者、市職員、市議会議員、報道の計59人を予備的検査した結果、12日に全員の陰性を確認した。
苫小牧市議会は15日、議会運営委員会を開き、休会していた定例会本会議を同日午前10時から再開することを決める。