苫小牧市内で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、岩倉博文市長は10日、「この難局を乗り切るには、市民一人ひとりの感染防止対策が何より重要」とする緊急メッセージを発表した。
メッセージは、市内で複数のクラスター(感染者集団)が同時発生するなど全道的に感染が急拡大し、病床使用率も高くなっている現状に触れ、感染リスクが高まる休憩所や喫煙所、更衣室、飲食をする場面では対策が徹底されないことも予想されると指摘。改めて自分の身を守るためにもマスクの着用、手洗い、手指消毒、換気を徹底するよう求めている。また、仕事や人が集まる場面で体調が悪くなった場合には「参加しない、させない選択を」と呼び掛けている。