道と札幌市は19日、新型コロナウイルスの感染者が新たに17人確認されたと発表した。このうち9人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ2559人(実人数2537人)となった。
札幌市は20~80代の男女10人と年代・性別非公表5人の計15人の感染を確認した。市保養センター駒岡(南区)の指定管理者・市社会福祉協議会の60代男性職員の陽性が判明。市によると、業務上の濃厚接触者はいないという。ススキノ地区の接待を伴う飲食店関連は1店舗、5人増えて、計63店舗、225人となった。
道は釧路管内の80代女性2人の感染を確認した。このほか、後志教育局は19日、道立小樽水産高校の教職員1人の陽性を確認したと発表。空知教育局も道立美唄聖華高校の生徒1人、胆振教育局は道立苫小牧西高校の生徒1人のそれぞれ感染を確認し、いずれも在籍するクラスを学級閉鎖にした。
道内で治療を終えて回復したのは2246人。現在の患者数は205人で、重症は2人。108人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には100人が入所中。