道と札幌、旭川、小樽の各市は13日、新型コロナウイルスの感染者が新たに20人確認されたと発表した。うち5人の感染経路が不明。渡島管内の年代・性別非公表の1人が重症となっている。道内の感染者は延べ2410人(実人数2388人)となった。
道は、胆振管内の60代女性会社員と年代・性別非公表1人、日高管内の年代・性別非公表1人、空知管内の年代・性別非公表1人、後志管内の20代女性と年代・性別非公表1人、渡島管内の年代・性別非公表1人の計7人の感染を確認した。また、道教育委員会は13日までに、生徒1人の感染が判明した静内高校(新ひだか町)を当面の間、臨時休校にすると発表した。
札幌市は、10~70代男女4人と年代非公表の男性の計5人の感染を発表した。
旭川市では、10~70代男女3人の陽性が判明した。
小樽市は、年代・性別非公表の5人の感染を発表。いずれも同じ患者の濃厚接触者という。このうち1人は小樽掖済(えきさい)会病院の看護職員で、院内感染は確認されていない。
道内で治療を終えて回復したのは2096人。現在の患者数は207人で、重症は1人。107人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には86人が入所している。