道と札幌市、旭川市、小樽市は、新型コロナウイルの感染者が新たに27人確認されたと発表した。このうち13人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ2323人(実人数2301人)となった。
札幌市は、10~60代男女13人と年代非公表の男女3人、年代・性別非公表1人の計17人の感染を確認。また、市内の障害福祉サービス事業所で新たにクラスター(感染者集団)が発生したと発表。同事業所では9日までに、20~40代の職員3人、利用者2人の計5人の陽性が判明している。ススキノ地区でクラスターが形成されているニュークラブの陽性者は1人増えて計24人に。同地区の接待を伴う飲食店関連の感染者も9日までに1店舗、5人増えて計60店舗、187人になった。
道は胆振管内の年代非公表の男性と年代・性別非公表1人、石狩管内の年代・性別非公表1人、空知管内の性別非公表の70代と年代・性別非公表1人、新ひだか町の70代男性と年代非公表の女性の計7人の感染を発表した。
旭川市は70代女性、小樽市は20代女性と60代男性の感染をそれぞれ確認した。
道内で治療を終えて回復したのは2012人。現在の患者数は204人で、重症はゼロ。107人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には83人が入所している。