苫小牧市は5日、市内の事業所などで新型コロナウイルスの感染が相次いでいることなどを受け、岩倉博文市長名で注意喚起のメッセージを発表した。
同日午後に対策本部会議を開催。全国的に人の動きが活発化する中、胆振管内で連日、感染者が出ている状況も踏まえメッセージを発出した。
▽3密(密閉、密集、密接)の回避▽マスク着用▽手洗い▽換気―といった感染対策に加え、体調が悪い場合の外出自粛や感染者、企業などへの誹謗(ひぼう)中傷、憶測などのSNS(インターネット交流サイト)での拡散は慎むよう呼び掛けた。
インフルエンザの流行期を見据え、「引き続き一人ひとりができる取り組みの徹底」も訴えている。
道は9月25日から今月5日までに、胆振管内で計9人の新型コロナウイルスの感染者を確認したと発表している。