道と札幌市、小樽市は2日、新たに15人の新型コロナウイルスの感染者を確認したと発表した。このうち9人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ2141人(実人数2119人)となった。
道は胆振管内の40代男性会社員のほか、石狩管内の20代の男子学生と30代女性、60代女性、後志管内の10代の男子学生の計5人の感染を発表した。
札幌市は、10~70代の男女8人と年代・性別非公表1人の計9人の感染を確認した。円山動物園で委託業者の従業員1人の陽性が判明。総合案内業務を担当していたという。同園は通常営業している。また、市はクラスター(感染者集団)が発生していたススキノ地区のホストクラブについて、1日付でクラスターは終息したと発表。同地区の接待を伴う飲食店関連は2日までに1人増えて、計57店舗、140人となった。
小樽市は、60代の男性会社員の感染を確認。小樽市立病院のクラスター終息を宣言した。
道内で治療を終えて回復したのは1899人。現在の患者数は135人で、重症はゼロ。107人が死亡。軽症者向けの宿泊療養施設には41人が入所している。