道と札幌市は9月30日、新たに16人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。このうち3人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ2107人(実人数2085人)となった。
道は日高管内の男性(年代非公表)、石狩管内の60代男性会社員、石狩市の10代女子学生の3人の感染を確認した。
札幌市は、10~90代男女11人と年代・性別非公表2人の計13人の感染を発表。クラスター(感染者集団)が発生しているツクイ札幌山鼻グループホーム(中央区)では職員と入居者の2人の陽性が判明し、感染者は計14人に。同じくクラスターとなっている市内の映像制作会社では、取引先業者の1人の感染が確認され、計8人に。ススキノ地区の接待を伴う飲食店関連は9月30日までに1店舗、2人増えて、計55店舗、136人になった。
道内で治療を終えて回復したのは1862人で、現在の患者数は138人となっている。重症はゼロ。軽症者向けの宿泊療養施設には52人が入所している。