札幌市は28日、新たに17人の新型コロナウイルスの感染者を確認したと発表した。うち、9人の感染経路が不明。道による新規感染者の確認はなかった。道内の感染者は延べ2075人(実人数2053人)となった。
札幌市は20~50代の男女13人と年代・性別非公表の3人、年代非公表の女性の計17人の感染を確認した。また、市は市内の映像制作会社で新たなクラスター(感染者集団)が発生したと発表。28日までに同社の20~50代の社員7人の陽性が判明した。
この他、クラスターが発生している「ツクイ札幌山鼻グループホーム」(中央区)では新たに職員1人の感染が判明し、計12人に。同じくクラスター認定されているススキノ地区のホストクラブでも感染者が1人増えて計14人に。ススキノ地区の接待を伴う飲食店関連も28日までに2店舗、5人増え、計54店舗、134人になった。
道内で治療を終えて回復したのは1842人。現在の患者数は126人で、重症はゼロ。107人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には49人が入所中。