道と札幌市、小樽市は21、22の両日、新型コロナウイルスの感染者が新たに24人(21日15人、22日9人)確認され、80代の男性1人(居住地非公表)が死亡したと発表した。このうち10人(21日7人、22日3人)の感染経路が不明。道内の感染者は延べ1984人(実人数1962人)となった。
札幌市は21日、10~40代男女7人と年代・性別非公表3人の計10人の感染を発表。クラスター(感染者集団)が発生している市内のライブハウスでは感染者が2人(出演者と客)増えて計7人に。同じくクラスターが形成されているススキノ地区のホストクラブでも新たに2人(従業員と客)の陽性が判明し、計12人になった。
同市では22日も10~60代男女3人と年代非公表の男女2人の計5人の感染が確認された。また、ススキノ地区の接待を伴う飲食店関連の感染者は22日までに2店舗、6人増え、計50店舗、123人となった。
道は21日、胆振管内の40代男性、オホーツク管内の男性(年代非公表)、石狩管内の女性(年代非公表)と年代・性別非公表2人の計5人の感染を発表。22日も石狩管内の10代の女子学生と40代の男性会社員、空知管内の20代女性の計3人の陽性が判明した。
小樽市は22日、年代非公表の女性の感染を発表した。
道内で治療を終えて回復したのは1768人。現在の患者数は109人で、重症は1人。107人が死亡。軽症者向けの宿泊療養施設には47人が入所している。