札幌市と小樽市は15日、新たに8人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。このうち4人の感染経路が不明。道による新規感染者の確認はなかった。道内の感染者は延べ1892人(実人数1870人)となった。
札幌市は20代男女4人と70代女性、年代・性別非公表2人の計7人の感染を確認。14日にクラスター(感染者集団)が発生したススキノ地区のバーでは新たに従業員1人の陽性が判明し、感染者が計8人に。また、同地区の接待を伴う飲食店関連は15日までに2店舗、3人増えて計47店舗、98人となった。
小樽市では、クラスターが発生している小樽市立病院の30代女性看護師の陽性が判明。同病院の感染者は計30人となった。
道内で治療を終えて回復したのは1724人。現在の患者数は62人で、重症は2人。106人が死亡。軽症者向けの宿泊療養施設には22人が入所している。