道と札幌市、旭川市は10日、新たに11人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち5人の感染経路が不明。道は居住地非公表の90代男性の感染者が死亡したと発表した。道内の感染者は延べ1860人(実人数1838人)となった。
札幌市は、20~60代の男女9人の感染を確認。クラスター(感染者集団)が発生しているススキノ地区の接待を伴う飲食店では、新たに1人の陽性が判明し患者は計10人に。この店を含む同地区の感染者は計44店舗、90人になった。また、市は市内のコールセンターでのクラスター終息を発表した。道は、石狩管内の10代の女性アルバイト従業員の感染を発表した。
旭川市は、札幌市在住の10代女性の感染を確認。女性は市内に帰省していたという。
道内で治療を終えて回復したのは1679人。現在の患者数は75人で、重症は2人。106人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には26人が入所している。