2020~21シーズン中止―IH・アジアリーグ、03年発足以来初

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2020年9月5日

 アジアリーグアイスホッケーは4日、新型コロナウイルスの影響で来年1月以降に開催を模索していた日本、ロシア、韓国の加盟国による2020~21シーズン実施を見送ると発表した。中止は他国間で行うリーグとして03年に発足して以来初めて。

 今季のアジアリーグは、新型コロナの世界的なまん延のため7月上旬の時点で年内開催を断念。21年1~4月の日程で実施を検討してきたが、▽加盟3カ国間で海外渡航制限の解除▽入国後の自主隔離設定解除▽各開催地でアリーナを使用したスポーツ興行ができる―といった条件を満たさなかったことから、中止の判断をした。

 同リーグ事務局は「21年3月末から4月に3カ国間のトーナメント実施など代替大会を検討する」としている。併せて公式戦が空白になる来年1月以降は各国内での選手権開催を目指していく。

 今季の同リーグ加盟日本勢は王子イーグルス(苫小牧)、ひがし北海道クレインズ(釧路)、東北フリーブレイズ(八戸)、日光アイスバックスに加え、横浜グリッツが新規参入。5チーム4回戦総当たりの「ジャパンカップ」が10月10~12月27日に行われることが決まっている。

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