道と札幌市、小樽市は2日、新たに6人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。このうち3人の感染経路が不明。小樽市では60代の自営業男性の死亡も確認された。道内の感染者は延べ1803人(実人数1781人)となった。
札幌市では、20~40代の男女4人の感染を確認。クラスター(感染者集団)が発生している市内のコールセンターの感染者も含まれ、コールセンター関連は計24人になった。ススキノ地区の接待を伴う飲食店の感染者もおり、同地区関連の感染者は計39店舗、72人となった。
小樽市では、クラスターが起きた小樽市立病院の50代の男性放射線技師の陽性が判明。同病院関連の感染者は計29人となった。また、60代男性の死亡も発表。この男性は6月にクラスターが発生した花園地区で「昼カラオケ」を提供するスナックの店主だった。
道は、大阪府から仕事で道内を訪れた年代・性別・職業非公表の1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは1578人。現在の患者数は121人で、重症は2人。104人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には32人が入所している。