道と札幌市、小樽市は29、30の両日で、新たに13人(29日9人、30日4人)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち、5人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ1773人(実人数1751人)となった。
札幌市は29日、20~50代の男女5人の感染と20代女性の再陽性を公表した。道内の再陽性の確認は22人目。30日は30代男性と年代・性別非公表の会社員の2人の感染を発表した。
クラスター(感染者集団)が発生している市内のコールセンターでは新たに2人の感染が確認され、計8人になった。また、市は30日までに、クラスターが起きている林下病院(南区)の現地対策本部を解散した。
道は29日、十勝管内の年代・性別・職業非公表の2人の感染を発表。30日は釧路管内の50代男性会社員の感染を確認した。
小樽市では29日、クラスターが発生している小樽市立病院で、新たに30代女性看護師の陽性が判明し、同病院の感染者は計27人になった。30日は70代女性の感染を発表した。
道内で治療を終えて回復したのは1540人。現在の患者数は130人で、重症は2人。103人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には25人が入所している。