道と札幌市、小樽市は24日、新たに8人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。このうち2人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ1720人(実人数1699人)となった。
札幌市は、30代男性会社員、性別・職業非公表の20代、年代・職業非公表の男性、年代・性別・職業非公表の計4人の感染を確認。ススキノ地区の接待を伴う飲食店の関係者も含まれ、同地区の感染者は計37店舗、69人になった。
また、北海道大学病院は同日、30代の男性医師(循環器外科)の感染を公表。JRタワーを運営する札幌駅総合開発も、エスタ地下1階の大食品街「一〇八抹茶茶廊」の従業員の陽性が判明したことを明らかにし、同店を9月6日まで臨時休業とした。
道は、石狩市の40代男性会社員の感染を確認した。
小樽市は、70代女性と年代・性別・職業非公表2人の計3人の感染を確認。このうち2人はクラスター(感染者集団)が発生した小樽市立病院に入院中と入院歴のある患者で、同病院関連の感染者は計22人になった。
道内で治療を終えて回復したのは1476人。現在の患者数は141人で、重症は2人。103人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には35人が入所している。