札幌市は18日、新たに6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち1人の感染経路が不明。道による新規感染者の確認はなかった。道内の感染者は延べ1638人(実人数1618人)となった。
札幌市は10代男性会社員と40代男性会社員、50代男女3人(会社員1人と職業非公表2人)、年代・性別・職業非公表1人の計6人の感染を確認。クラスターが発生している林下病院(南区)では、新たに入院患者1人の陽性が判明して30人に。
平岸ハイヤー(豊平区)は同日、タクシー運転手3人が感染したと発表した。この3人は18日までの市の発表分に含まれているという。
道内で治療を終えて回復したのは1407人。現在の患者数は128人で、重症は3人。103人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には29人が入所している。
道が独自に設定している3指標については、(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は8・4人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は4・7人(同3人以下)(3)入院患者数は99人(同250人以下)―となり、感染経路不明が指標を上回っている。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は1・12人となり、国の緊急事態宣言解除の目安だった「0・5人程度以下」を35日連続で上回った。