郷土の自然誌◇11 樽前山麓林と丸山遠見 森林火災見張った遠見望楼 丸山のシンボル 老朽化で今年度解体へ
- 2025年6月9日
山麓林の中にある口無沼 支笏湖から苫小牧市街地北側の丘陵部にかけての広大な樽前山麓林。そのほとんどは国有林で、管理するのは胆振東部森林管理署。管理面積約6万3000㌶のうち、多くの部分を樽前山麓林が占
山麓林の中にある口無沼 支笏湖から苫小牧市街地北側の丘陵部にかけての広大な樽前山麓林。そのほとんどは国有林で、管理するのは胆振東部森林管理署。管理面積約6万3000㌶のうち、多くの部分を樽前山麓林が占
樽前山麓の森林は戦前、皇室財産の御料林で、それを管理する帝室林野局の主任として赴任した小玉小太郎さん(明治40年生まれ)が、昭和58年当時、苫小牧民報紙上で次のように語っている。
「馬を6、7頭連
■オーバーユース
樽前山の登山者数は年間3万人とも4万人ともいわれる。「山ガール」がはやった2009年、環境省などの調査によると、年間入山者数は3万人ほどと推定された。このうち7割ほどが「東山コー
昭和20年代初めより以前、苫小牧からの樽前山登山は、錦岡から山麓林を経て西ピークに到るコースが普通だったようだ。
昭和7年に秋元重則という人が記した、樽前山登山案内「山への導き」という手作りのガイ
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