新型コロナで交流機会減少 町内会が支え合い 商品券やマスク配布、励ましはがき

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  • 2020年5月26日

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛で地域の交流機会が減る中、苫小牧市内の町内会では住民同士で支え合う動きが広がっている。日新町町内会(松尾省勝会長)が見舞金として商品券の配布を決めたほか、マスクを配布したり、子どものイラスト付きはがきを郵送して高齢者を励ましたりする町内会もある。

 日新町町内会の会員数は1250世帯で、加入率は約90%。5月の役員会で、地域最大のイベント「日新まつり」を含む今年度上半期の事業中止を決めた。事業の財源を生かして「地域で何かできないか」と模索し、人が集うことができない中でも住民同士の絆を深めようと見舞金を発案。事業を楽しみにしていた住民に理解を求め、積み立てていた資金を1世帯当たり1000円分の商品券で還元することにした。

 商品券はブロック長6人から54班へそれぞれ届けられる。会員には今月上旬に内容の説明文書と受領証を送付しており、各班の班長が受領証と引き換えに、最大60世帯を訪問して手渡す。

 同会の役員7人は21日、日新町内会館で商品券を封筒に詰めるなど、配布に向けた準備を進めた。松尾会長は「事態が収束に向かったときには、地域住民が楽しめるような企画も考えたい」と話した。

 東開町内会(三海幸彦会長)は、開催中止を決めた夏祭りの予算を活用し、インターネットでマスクを注文。届いたマスクを約10人の役員が手作業で袋詰めし、全会員1284世帯へ不織布マスク10枚ずつの配布を進めている。

 拓勇東町内会(山端豊城会長)では、はがきに地域の子どもたちがイラストを添えて、応援文や心温まるメッセージを手書きし、75歳以上の高齢者世帯に郵送している。

 市町内会連合会事務局は、町内会加入率が減少を続ける現状を踏まえた上で「時代の変化に対応し切れていない部分があった。新しい生活様式も求められる中、簡単ではないが、コミュニティー、防災、福祉の観点から、町内会の在り方を模索していく必要がある」と語る。

 同連合会は今年度の定期総会を開催せず、理事会が示した議案書を市内の全町内会に送付。今月末をめどに書面表決を受け、承認されれば新役員で今後の事業などについて協議を進めていく。

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