第72回秋季北海道高校野球大会(10月6~13日、札幌円山・麻生両球場)トーナメントの組み合わせ抽選会が26日、札幌市内で開かれた。室蘭支部代表の鵡川は、大会4日目の麻生球場2回戦で札幌国際情報―滝川西の勝者と対戦。一方の北海道栄は、今夏の甲子園に出場した旭川大学高と大会2日目の麻生球場2回戦で顔を合わせる。
また、鵡川の阿部柊希主将(2年)が大会初日の6日午前9時から札幌円山球場で行われる開会式で、選手宣誓を務める。
来春のセンバツ甲子園(阪神甲子園球場)に向けた重要な参考となる一戦。全道10支部の予選会を勝ち抜いた20校が、競技7日間(10月11日休養日、雨天順延)にわたって熱戦を展開する。
支部予選ブロック決勝で駒大苫小牧を延長の末破り勢いに乗る鵡川。初戦の相手は、夏の南大会準優勝時の主力が多く残る国際情報、支部予選でクラーク記念国際を破った滝川西と、いずれにせよ手ごわい。同じゾーンには東海大札幌、白樺学園など実力校もそろう。
支部予選でチーム打率4割4分超えと猛打を振るい全道切符をつかんだ道栄は、甲子園帰りの旭川大高をも打ち砕き勢いづきたいところ。札幌日大、札幌山の手、大会連覇を目指す札幌大谷と、勝ち進めば強豪札幌勢と当たる可能性が高い。