苫小牧市は6日、ネピアアイスアリーナで行われた女子アイスホッケーのミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選グループGの中国対ポーランド戦に、苫小牧東小学校と若草小学校の児童計320人を招待した。児童たちはスティックバルーンや両国の国旗を手に「中国!」「ポーランド!」と声援を送った。
試合会場近くの小学校の児童に、国際試合を見る機会を―と日本アイスホッケー連盟の協力で企画した。
試合は中国がペナルティーショットシュートアウト(PSS)の末、3対2で勝利。アイスホッケーの観戦自体が初めてという児童も多く、目を輝かせてパックの行方を追っていた。
中国を応援した東小6年の石田裕莉さん(12)は「スティックさばきがすごかった」と興奮。初めて代表戦を観戦した若草小6年の栗林怜央くん(12)は「接戦で終始盛り上がる展開だった。特に最後のPS(ペナルティーショット)で(FWの方新〈ホウ・シン〉選手が)仕留めたシーンがすごかった」と話した。