苫小牧市明徳町の苫小牧支援学校(入江泰之校長)で5月30日、中学部の陸上記録会が開かれた。晴天に恵まれたグラウンドで、生徒33人が爽やかな汗を流した。
全員参加の徒競走、ソフトボール投げ、学年別対抗リレーの3種目に加え、フライングディスクを投げて9枚のパネルを射抜く「ディスゲッター9」、立ち幅跳び、ボウリングの中から1種目を選択し、1人計4種目の競技に臨んだ。
障害の程度に合わせて走る距離を設定し、教員らがサポート。リレーでは各学年が白熱した走りを見せ、盛んに声援が送られた。リレーの練習を重ねてきた杉本悠衣さん(14)は「みんなで練習をした成果が出て1位になれた。うれしかった」とはにかんだ。
開会式に先立ち、5年連続でグラウンドの整備ボランティアを行った木本建設(厚真町)の木本幹英専務に、生徒から感謝状が手渡された。