苫小牧市錦西町の北洋大学(奥村訓代学長)は5月31日、今年度初のオープンキャンパスを実施した。市内や近郊の高校生と保護者ら21人が学内を見学し、体験授業にも参加した。
担当者は2026年度から経済、観光、言語の新コースを予定していることなど大学の概要を説明。参加者は研究室など施設を見学した後、教授ら3人が講義する体験授業に臨んだ。末富弘特任教授は「コンビニの経済学」と題して、コンビニエンスストアの商業戦略などを解説した。
最後はカフェテリアで昼食を取り、教職員と懇談した。
市内拓勇東町の磯貝歩夢さん(17)=苫小牧工業高校2年=は「教育内容が充実している」と印象を語り、同ウトナイ南の滝ケ平祈さん(16)=千歳高校2年=も「さまざまなことが学べると思った。特に語学に関心を持った」と話していた。
同大は28日、7月19日にもオープンキャンパスを予定している。いずれも午前11時から。申し込みはホームページ、または電話0144(61)3111。