氷上の甲子園、組み合わせ決定 過去最多33チーム出場 駒大苫、道栄、苫中央はシード

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  • 2025年6月6日
組み合わせ抽選で本間貞樹・大会実行委員長(左)が箱から番号付きの球を引き当てる=5日、苫小牧市のネピアアイスアリーナ

 真夏の苫小牧市が舞台となる第20回全国高校選抜アイスホッケー大会(7月29日~8月3日)の組み合わせ抽選が5日、ネピアアイスアリーナで行われ、トーナメントの対戦カードが決まった。東胆振から参戦する前回11年ぶり優勝の駒大苫小牧をはじめ、同3位・北海道栄、同4位・苫小牧中央はシード校となり、いずれも2回戦からの登場となった。

 プレーズンに高校全国一を決める「氷上の甲子園」は、苫小牧市、日本アイスホッケー連盟、苫小牧市スポーツ協会主催。開催20年目を迎えた記念大会の位置付けで門戸を広げ、道内外の単独校や連合、各都県選抜やクラブも含め、前回より5チーム増えた過去最多の33チームが出場する。

 抽選会議は競技団体役員や高校指導者、事務局員の計12人で行った。大会実行委員長を務める同協会の本間貞樹専務理事が冒頭にあいさつし、「20回の節目を迎えたシーズンを占う重要な大会。厳正な抽選を行いたい」と述べた。

 第2シードには前回準優勝の武修館(釧路)を置いたトーナメント表を確認後、数字を書いた球を引き当てる予備・本抽選を行い、出場各チームの配置を決めていった。

 初戦を見ると昨シーズンの高校総体(1月、苫小牧市)でも4連覇した駒大苫小牧は唯一の1回戦となる龍谷・富山合同(富山県)―岡山県選抜の勝者と対戦し、北海道栄は東北(宮城県)、苫小牧中央は八戸合同(青森県)との顔合わせ。このほか、苫小牧東は釧路連合、苫小牧工業は釧路工業と3回戦進出を競う。

 高校総体準優勝だった十勝勢の清水は長野県選抜との初戦で、勝者同志が3回戦でぶつかる北海道栄の隣のヤマとなった。

 決勝などを行うネピアアイスアリーナをはじめ、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ、新ときわスケートセンターの3会場。6日間にわたるU18年代のビッグトーナメントが繰り広げられる。

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