苫小牧山草盆栽愛好会とちょこ盆の集いの合同展示会が7日、苫小牧市サンガーデン(末広町)で始まった。会員が丹精込めて育てた樹木や草花など約200点が並ぶ。8日まで。
20~80代の愛好家12人が手掛けたミヤマキリシマツツジや新緑のエゾマツをはじめ、クロユリやクロユリの変異個体「キバナクロユリ」も並んでいる。
木の棚に置いて高低差をつけた小品盆栽やタイリントキソウ、スズムシソウなど初夏らしい作品もずらり。
同集いの清水祐治さん(70)は「今年は雪が少なく、温度管理が難しかった。力強く咲いた草花を見に足を運んでほしい」と話す。同愛好会の守屋久義会長(75)は「高齢化により、会員が減少している。少しでも興味を持った方は入会してほしい」と呼び掛けている。
8日は午前10時~午後3時。多彩な草花の盆栽が並ぶ会場