第14回東胆振中学校バレーボール競技夏季大会兼14回胆振中学校大会予選会が7、8両日、苫小牧市総合体育館などで行われた。男子は早来アクティブ、女子は苫小牧VC!がそれぞれ優勝した。
女子は13チームが4組に分かれ、グループ戦を展開。勝ち抜いた9チームによる決勝トーナメントで頂点を競った。男子は3チームによるリーグ戦で栄冠を競った。
男子の最優秀選手に小山佳祐(早来アクティブ)、優秀選手には村上昊紀(苫ジュニアVC)、女子の最優秀選手に石川芽依(苫VC!)、優秀選手は藤田めい(苫緑VC)が選ばれた。
今大会の男子3チーム、女子上位4チームは来月5日に白老町総合体育館で開かれる胆振大会に出場する。
結果は次の通り。
【女子】
▽決勝 苫小牧VC!2―0苫小牧緑VC▽準決勝 苫小牧VC!2―0ABIRA VC、苫小牧緑VC2―0青翔▽2回戦 苫小牧VC2―0和光、青翔2―0Verde VC、ABIRA VC2―0啓北、苫小牧VC!2―0光洋▽1回戦 光洋2―0ウトナイ
【男子】
▽リーグ戦 ①早来アクティブ(2勝)②苫小牧ジュニア(1勝1敗)③光洋(2敗)
早来アクティブは昨年、1年生が4人しかおらず、中体連出場はかなわなかった。今年は条件をクリアする部員10人となり、中体連初出場でいきなりの優勝。福田監督は「クラブの小学生チームからうまい生徒が入ってきた」と手応えを語った。
主将の小山は昨年までは他のクラブチームでプレーしていたが早来のコーチに誘われて今年、移籍した。チームで唯一の3年生だが「かわいい後輩たちと楽しく練習できている」とほほ笑む。
1勝同士で対戦した苫小牧ジュニアは春季大会で負けた相手。「ブロックとスパイク、レシーブを強化してきた」(小山)ことが試合で発揮され、雪辱を果たした。
胆振大会に向けて「全然このままでは勝てない。(連係を強化して)ボールを落とさないように」と小山は気を引き締めていた。