小中学生から一般まで参加 マーチング技能検定で講習会 市川沿公園体育館

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  • 2025年6月11日
マーチングの技能を学ぶ参加者

 日本マーチングバンド協会北海道支部主催の全国共通技能検定講習会が7日、苫小牧市川沿公園体育館で開かれた。市内の小中学生から一般まで20人の楽器演奏者が、基本動作や隊列を組んでの動きなどを学んだ。市内での開催は6年ぶり。

 参加者は、基本的な姿勢と迅速な展開行動を重視したMM(マーチング・マニューバリング)3、4級検定合格を目指し、同協会公認指導員の高階亜希さんと能代秀生さんの2人から指導を受けた。4人一組で隊列を組み、静止、整列しての足踏み、方向転換などを練習。「号令は大きな声ではっきりと」「集合する際は素早く」といった指示に機敏な動きで応えていた。

 初心者向けの4級講習に臨んだ苫小牧ユースウインズの伊藤穂乃歌さん(11)=若草小6年=は「マークタイム(足踏み)などの基本動作が身についた」と笑顔を見せた。

 同日午後の技能検定では見事全員が合格し、同協会北海道支部の松原敏行副理事長は「技能の習得で演奏に自信も付く。活動の充実に結び付けてほしい」と期待した。

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