苫小牧市若草町の障害福祉サービス事業所「工房四季」で12日、夏の花苗セールが始まった。市内樽前の「あかつき」で生産された花苗が並び、市民らが続々と足を運んでいる。13日までで、無くなり次第終了。
この時期に行っている恒例企画。今回はサルビアやマリーゴールド、キンレンカなどの花苗約1400株が入荷したという。
同日は開催を待ちわびていた市民らが列をつくり、スタッフらの案内で次々と入場。目当ての苗を見つけて「あった」と喜ぶ人や、植える場所を頭に思い描きながらじっくりと選ぶ人など、さまざまな光景が広がった。
毎年訪れているという市内新中野町の女性(78)は「ここで買った花苗は根が丈夫。植えるスペースも整え、今日を楽しみにしていた」と語った。
午前10時~午後2時。雨天決行。工房四季の併設ショップ「アトリエ四季」も営業し、乾燥シイタケや木工雑貨、手芸品などを販売する。