障害者福祉を考える 苫小牧市内でイベント「ふれあい広場」

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  • 2025年6月16日
アイマスク着用で視覚障害者の歩行を体験をする子どもたち

 障害者福祉をテーマにしたイベント「第44回とまこまいふれあい広場」が15日、苫小牧市民活動センターで開かれた。大勢の市民らが足を運び、障害者手作りの商品購入や、車いす体験などを通し、誰もが暮らしやすい地域づくりについて考えた。

 市民有志らでつくる同広場推進委員会が主催。会場では、市内の就労支援施設が手掛けたパンやシフォンケーキの販売、苫小牧支援学校の児童生徒が製作した木のタブレットスタンド、ランチマットなどの展示が行われた。

 特設ステージでは、よさこいチーム「夜桜金魚とまこまいJAPAN」の演舞、苫小牧出身の民謡歌手伊藤多喜雄さんによる「タキオのソーラン節」などが披露された。来場者は陽気に手拍子をしたり、一緒に踊ったりしていた。

 視覚障害を体験できるコーナーもあり、啓北中学校1年の中西洋介さん(12)は「音だけで卓球の球を打ち返すのが難しかった。困っている人がいたら手助けしようと思った」と話した。

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