今季のトレーニングを開始したレッドイーグルス北海道の小川監督に、意気込みなどを聞いた。
―選手たちの様子を見て。
全員元気に集まってくれて、スタートしたという実感が湧いた。選手たちも十分に準備してきたと感じたし、一丸となって、まずは開幕に向けて取り組んでいきたい。アイスホッケーは走れることが大事。陸上トレーニングでは、フィジカルを高い水準まで持っていくことが最大の目的になる。けがの多い競技だが、けがをしない体づくりや、弱点を克服するためにも、(開幕までの)3カ月が重要な期間になる。
―今季の目指すアイスホッケーの形は。
これまでのチームのいい習慣を大事にしたい。例えばスティックポジションや連携するポジショニングなど、プレーの細かい質を100%、徹底してやるチームにする。(試合での)イメージとしては、相手の守備態勢が整う前に早く攻めたい。パックを奪われた時には、早くプレッシャーをかけて奪い返し、素早いトランジションから攻撃に転ずるようなプレーをチームカラーにしていきたい。
―監督初年。チームに対してどんなアプローチをしていくか。
コーチ時代、菅原、荻野両監督から学んだ事が多くある。取り組んできたものについて、精度の高さを求めていきたい。また、選手間や選手とスタッフの間で、それぞれが思っていることを発信できる環境づくりもしていきたい。