西陣織で若冲、北斎画を再現 あすから展示会 苫小牧

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  • 2025年6月17日

 江戸時代に活躍した画家伊藤若冲と葛飾北斎の絵を、京都の伝統工芸西陣織で再現した「西陣美術織 若冲と北斎展」(実行委員会主催)が18日午前10時から、苫小牧市文化交流センター(本町)で開かれる。22日まで=写真=。

 西陣織りの技術継承を目的とした取り組みで、実行委が7年前から全国で「西陣美術織展示会」を開催。今年、道内は3カ所で、苫小牧市では3年ぶりとなる。

 伊藤若冲と葛飾北斎は、江戸時代に活躍した画家。若冲の代表作「大鶏雌雄図」や「鳥獣花木図」、北斎の「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」、女流画家上村松園の「鼓の音」などを含め、西陣織で制作した掛け軸や額装した作品約60点を並べる。

 実行委広報担当の吉田秀高さんは「西陣織りの色彩や緻密さを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 入場無料。午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。

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