新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、登別市は妊娠中の市民にサージカル(医療用)マスクを配布する。事業は13日から始め、母子健康手帳交付時に手渡す。交付済みの妊婦には郵送する。
感染に対する妊婦の不安解消に向けた取り組み。妊婦が感染した場合、今のところ使用できる医薬品に制限があることから、「重症化する危険性を避けるため、感染防止対策でマスクを配ることにした」と言う。
マスクは妊婦1人に50枚を配布。「新型コロナがまん延する中、不安な毎日と思います。順調に妊娠期を過ごされ、元気な赤ちゃんを出産されますよう心よりお祈りしています」と記載したメッセージカードも添える。事業は来年3月末まで続ける予定という。