苫小牧勤務は今回が3度目。港の安全を第一に考え、「風通しがよく、明るい職場をつくりたい」と意気込みを語る。
今年度の目標に掲げているのは、若い世代に物流の社会的意義を伝えることと人材確保、そして持続的発展の三つ。経済循環に欠かせない港湾機能について「各種事業を通じて物流の大切さを理解してくれるサポーターを一人でも多く増やしたい」と抱負を語る。
4船社が定期運航する旅客フェリーの積極的な活性化に向けて、苫小牧市や苫小牧港管理組合などと連携。イベント開催や情報発信の在り方を検討する方針だ。
また、港のにぎわい創出が地域に根差した人材の獲得につながるとし、「苫小牧に素晴らしい産業や企業があることを多くの人に知ってもらうよう発信したい」と語った。
1963年8月生まれ。帯広市出身。90年に運輸省(現国土交通省)入省。前任は道運輸局観光部観光戦略推進官。趣味はゴルフ、スポーツ観戦。