苫小牧港開発(苫小牧市入船町)は運営する苫小牧西港フェリーターミナルで、新型コロナウイルスの感染拡大に向き合う医療従事者へ感謝の気持ちを示す「ブルーライトアップ」を実施している。ターミナル正面の看板(横22・5メートル、縦1・95メートル)の照明を従来の白色から青色に変えた。
ブルーライトアップは、医療現場で働く人々への感謝を表そうと、英国ロンドンや米国ニューヨークで始まった取り組みで、世界中に広がった。苫小牧港開発は当面、看板下のLED(発光ダイオード)6基を使って午後5時から翌日午前5時までライトアップを続ける。同社は「最前線で闘う医療従事者に敬意と感謝の気持ちを表したい」と話している。