日本、台湾、韓国による2019アジアウインターベースボールリーグは25日、台湾斗六球場でJABA(日本野球連盟)選抜対KBO(韓国野球委員会)選抜の試合を行った。JABA選抜に名を連ねた駒大苫小牧高出身の右腕阿部陽登(日立製作所)が先発登板し、4回74球を投げ被安打3の2失点、7奪三振と力投した。試合はJABAが9―6でKBOを下し、リーグ初白星を挙げた。
初回に4点もの援護を受けた阿部は、三回2死一、二塁で相手3番打者に2点適時二塁打を浴びるも、その後は再び粘りの投球で追加点を与えず。しなやかなフォームから繰り出す伸びのある直球と多彩な変化球を武器に、毎回の奪三振ショーで存在感を見せた。
今リーグは12月15日まで、台湾の各会場で行われる。今年はNPB(日本野球機構)の2チームを含む計6チームが参戦。総当たり戦とプレーオフを展開する。