寺子屋 延長戦の激闘制し初優勝  たいせつ 終盤力尽く  サンデーベースボールチャンピオンシップ

  • スポーツ, 野球
  • 2019年10月2日
優勝が決まり歓喜に沸く寺子屋の選手

 2019年度たいせつ総合サービス杯争奪第1回苫小牧支部軟式野球大会サンデーベースボールチャンピオンシップは9月29日、とましんスタジアムで準決勝、決勝を行った。決勝では寺子屋がたいせつ総合サービスとの延長にもつれる激戦を4―2で制し、見事初優勝を飾った。

 たいせつ総合サービス主催。8月25日に始まった本大会は、苫小牧市内の23チームが毎週日曜日に試合を行う形でトーナメント戦を展開した。

 個人では、最優秀選手は青地祐司(寺子屋)、優秀選手は榊裕太郎(同)、敢闘賞は鈴木健太(たいせつ総合サービス)がそれぞれ獲得した。

 ▽決勝

 寺子屋

 00000202ー4

 20000000ー2

 たいせつ総合サービス

 (八回タイブレーク)

 (寺)青地―丸山

 (た)梅田、尾野、鈴木―武者、山崎

 ▽球審―成田昭

 ▽塁審―沼袋、片倉、松原

 ▽準決勝

 寺子屋

 2000003ー5

 0100000ー1

 苫小牧BRAVES

 (寺)丸山―一関

 (苫)村上、唐橋―山田

 たいせつ総合サービス

 0000010ー1

 0000000ー0

 ベルコ

 (た)鈴木、尾野―宇田

 (ベ)菊地、三上―四栗

 青地 粘投でタイトルつかむ

 寺子屋の先発・青地祐司は、2失点するも8回を完投し、チームに勝利をもたらした。青地は「完璧には抑えられなかったが、完投できてよかった」と喜びを語った。

 青地と捕手・丸山智弥は小学生時代からバッテリーを組む仲。青地は「あうんの呼吸で投げられる。信頼関係が強み」と語った。

 決勝は2―2の同点で延長戦に突入。相手チームは継投策を取ったが、青地は8回を投げ切って勝利をつかんだ。三津橋秀樹主将は「粘り勝ちだった。青地もよく最後まで投げてくれた」と奮闘をたたえた。

 チーム発足1年目のシーズンでつかんだ栄冠。青地は「今シーズンで何とか結果を残したかったので、勝てて本当にうれしい」。三津橋主将は「来年も優勝を目指す。他の大会でもタイトルを狙っていきたい」とさらなる飛躍を誓った。

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