自衛官OBでつくる隊友会千歳支部による、地場産野菜の地方発送事業が18日に始まった。千歳市や空知管内栗山町で収穫された新鮮野菜を支部役員が段ボールに詰める作業を行った。

　支部関係者に向けた販売事業。本州から北海道に赴任して定住することも多い自衛官。本州方面への郷里に道産野菜を送り、家族や友人に食べてもらおうと、2014年から本格的に事業展開している。毎年100人以上の会員が利用するなど好評だ。

　今年も千歳産のジャガイモとカボチャ、栗山町産のタマネギを用意。事業初日の18日は支部役員が段ボール詰めの作業を行った。

　最低5キロから受け付ける。価格はジャガイモ10キロ1200円、タマネギ10キロ1200円など。3種類の野菜をミックスするなど、組み合わせや量も相談に応じる。

　同支部の寺澤博相談役は「利益は考えていません。少しでも喜んでもらいたい。今年の野菜は質がいいです」と太鼓判を押す。