球児ら全力プレー、今季最後の公式戦―日本電溶杯胆振少年野球

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  • 2019年9月18日
1回戦〔沼ノ端―追分〕6年生最後の大会ではつらつとプレーする選手

  第1回日本電溶杯争奪胆振少年野球選手権大会は15日、苫小牧市内の美園公園、緑葉公園、新生台公園、花園公園の各グラウンドで開幕した。16日までに準々決勝を終え、室蘭祝津少年野球部、拓勇ファイターズ、泉野イーグルス、北光ファイターズがベスト4に駒を進めた。

   試合前の開会式では、新たに大会の支援を担った日本電溶の山田洋志社長が「選手はお世話になった監督、コーチたちに感謝の気持ちを持って、思い出に残る大会にしてほしい。どのチームも優勝を目指して頑張って」とあいさつした。

   選手宣誓は沼ノ端スポーツ少年団の矢吹太寛主将が務めた。「今季最後の公式戦ですべてのチームが優勝を目指し、最後のアウトがコールされるまで全力で戦い抜くことを誓います」と力強く宣誓した。開幕試合の開始前には、大会に出場しなかった末広アトムズ所属の山田宗継君(若草小4年)による始球式も行われた。

   道軟式少年野球連盟胆振支部が主管する6年生最後の公式戦で、今大会から市内沼ノ端の鋼構造物工事・配管工事などを手掛ける日本電溶がスポンサーとなった。大会は苫小牧の公式戦で好成績を残して選抜された12チームを含む室蘭、登別、東、西胆振の24チームが参加。21日と合わせて延べ3日にわたりトーナメント戦で栄冠を競う。

   各会場では、保護者らの声援を背に受けて小学生が元気いっぱいのプレーを披露。応援や近所の住民など見ている人たちを大いに沸かせた。

   21日の準決勝2試合と決勝はいずれも少年野球場で行われる。

   16日までの結果は次の通り。

   ▽準々決勝 室蘭祝津少年野球部(室蘭)12―2ときわ澄川ライオンズ、拓勇ファイターズ10―3長和ジュニアスワローズ(胆振西)、泉野イーグルス5―4新生台イーグルス、北光ファイターズ3―2伊達パンダース(胆振西)

   ▽2回戦 室蘭祝津少年野球部11―0沼ノ端スポーツ少年団、ときわ澄川ライオンズ7―6美園スラッガーズ、長和ジュニアスワローズ6―1リトルライオンズ、拓勇ファイターズ11―4日新スポーツ少年団、泉野イーグルス5―4北星有珠の沢ホークス、新生台イーグルス22―3あかつき少年野球部(室蘭)、伊達パンダース6―2沼ノ端ジェッツ、北光ファイターズ6―5飛翔スワローズ

   ▽1回戦 沼ノ端スポーツ少年団25―0追分イーグルス(胆振東)、ときわ澄川ライオンズ7―2伊達ブルータイガース(胆振西)、リトルライオンズ4―3柏木ジュニアーズ(登別)、日新スポーツ少年団14―4早来メッツ(胆振東)、泉野イーグルス6―3登別青葉パワーズ(登別)、あかつき少年野球部12―5厚真ファイターズ(胆振東)、伊達パンダース6―4室蘭港北クラウン(室蘭)、飛翔スワローズ11―3幌別ベアーズ(登別)

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