道栄接戦、鵡川は接戦制す―秋季高校野球室蘭支部予選

  • スポーツ, 野球
  • 2019年9月16日
Bブロック決勝〔大谷―道栄〕先発する道栄のエース印南

 第72回秋季北海道高校野球大会室蘭支部予選最終日は16日、全道大会への代表を懸けたA、B2ブロックのトーナメント決勝をとましんスタジアムで行った。Aブロックは鵡川が駒大苫小牧を延長十回、2―1で下し、3年年ぶり8回目の優勝を決め10月の全道大会(円山球場)出場権を得た。Bブロックでは北海道栄が大谷室蘭と対戦し、五回表を終えて4―4の緊迫した展開となっている。

 【Aブロック】

 ▽決勝

 鵡 川

 000010000

 000000100

 1―2

 0―1

 駒大苫小牧

 (延長十回)

 鵡川が接戦を制し、3年ぶりの全道切符をつかんだ。延長十回、石塚の犠飛で勝ち越しに成功。投げてはエース稲葉が相手強力打線を最少得点に抑えた。

 【Bブロック】

 ▽決勝

 大谷室蘭

 11002―4

 3001 ―4

 北海道栄

 15日

 【Bブロック】

 ▽準決勝

 苫小牧工業

 010001030―5

 20001223×―10

 北海道栄

 道栄の猛打が爆発した。初回に4安打で2点を先制すると、その後は毎回安打。2点差に詰め寄られた八回には、駒澤に3点本塁打が飛び出し、試合を決定付けた。

 伊達緑丘

 000000000―0

 00100001X―2

 大谷室蘭

 14日

 【Aブロック】

 ▽準決勝

 浦 河

 010011000―3

 00001210X―4

 鵡 川

 鵡川は2点をリードされた六回に押し出しと石塚の犠飛で同点に追い付くと、続く七回に山崎の適時打で勝ち越しに成功した。浦河は投手陣が踏ん張り切れなかった。

こんな記事も読まれています

ニュースカレンダー

紙面ビューアー