第72回秋季北海道高校野球大会室蘭支部予選最終日は16日、全道大会への代表を懸けたA、B2ブロックのトーナメント決勝をとましんスタジアムで行った。Aブロックは鵡川が駒大苫小牧を延長十回、2―1で下し、3年年ぶり8回目の優勝を決め10月の全道大会(円山球場)出場権を得た。Bブロックでは北海道栄が大谷室蘭と対戦し、五回表を終えて4―4の緊迫した展開となっている。
【Aブロック】
▽決勝
鵡 川
000010000
000000100
1―2
0―1
駒大苫小牧
(延長十回)
鵡川が接戦を制し、3年ぶりの全道切符をつかんだ。延長十回、石塚の犠飛で勝ち越しに成功。投げてはエース稲葉が相手強力打線を最少得点に抑えた。
【Bブロック】
▽決勝
大谷室蘭
11002―4
3001 ―4
北海道栄
15日
【Bブロック】
▽準決勝
苫小牧工業
010001030―5
20001223×―10
北海道栄
道栄の猛打が爆発した。初回に4安打で2点を先制すると、その後は毎回安打。2点差に詰め寄られた八回には、駒澤に3点本塁打が飛び出し、試合を決定付けた。
伊達緑丘
000000000―0
00100001X―2
大谷室蘭
14日
【Aブロック】
▽準決勝
浦 河
010011000―3
00001210X―4
鵡 川
鵡川は2点をリードされた六回に押し出しと石塚の犠飛で同点に追い付くと、続く七回に山崎の適時打で勝ち越しに成功した。浦河は投手陣が踏ん張り切れなかった。