浦河、苫高専に大勝―秋季高校野球室蘭支部予選

  • スポーツ, 野球
  • 2019年9月10日
Aブロック2回戦〔清水丘―鵡川〕先発した鵡川の1年生左腕・西川
Aブロック2回戦〔清水丘―鵡川〕先発した鵡川の1年生左腕・西川
打撃好調に笑顔の遠山(右)
打撃好調に笑顔の遠山(右)

 第72回秋季北海道高校野球大会室蘭支部予選第4日は10日、とましんスタジアムでAブロックトーナメント2回戦2試合を行っている。第1試合は浦河が苫小牧工業高専に19―0の五回コールド勝ちで、3回戦進出を決めた。第2試合は鵡川が室蘭清水丘に七回を終えて6―3でリードしている。

 【Aブロック】

 ▽2回戦

 苫小牧高専

 000 00=0

 21115X=19

 浦 河

 (五回コールド)

 室蘭清水丘

 0020100=3

 0102021=6

 鵡 川

 9日

 【Bブロック】

 ▽2回戦

 室蘭工業

 000000000=0

 04000000X=4

 大谷室蘭

 ◇   ◇

 「自分のバッティング追求」 主砲遠山、打線けん引―浦河

 浦河が14安打19得点と大勝発進した。中でも4番の遠山が4打数4安打4打点の大暴れ。「自分のバッティングを追求してきた結果が出た」と満面に笑みを浮かべた。

 「人一倍バッティングへのこだわりがある」と阿部監督が評価するスラッガーは、今春から主砲の座を任されてきた。指揮官の勧めで元米大リーグニューヨークヤンキースなどに所属していた松井秀喜さんのスイングを連続写真や動画などで学習。上体をリラックスさせて構え、バットをスムーズに出せるようにしたことで調子をぐんぐん上げている。

 伝統的に打撃を重視する浦河を「引っ張っていきたい」と頼もしい遠山。勝ち上がるにつれて対戦相手の強さも当然上がるが、「欲しい時に一本を打てるようにしたい」と意気込んでいた。

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