北海道最大の歓楽街、札幌市中央区のすすきので4日から「すすきのアイスワールド2025」が開かれている。全国から集 合した氷彫刻師らによる氷像60基が街路に並び、国内外の観光客の目を楽しませている。
開会中の「第75回さっぽろ雪まつり」のすすきの会場の位置付け。「氷を楽しむ・触れる」をテーマに、すすきの観光協会とアイスワールド実行委員会が主催している。
会場は駅前通の南4条~南7条の約300メートルで、A~Fの計6ブロックを開設。世界トップクラスの技術を誇る彫刻師たちが制作した精緻な氷像をずらり展示した。氷の芸術作品をリアルタイムで制作する「氷彫刻コンクール」も実施し、来場者に公開。子供から大人まで楽しめる「イルミネーションロード」や「氷彫刻実演コーナー」も設けられている。
今回初めて飲食コーナーをEブロックに開設。寒空の下、温かいスープやフードを中心に提供している。
イベントは11日まで開催。午後11時まで(最終日は午後10時まで)ライトアップされ、幻想的な世界を演出する。