恵庭市 一般会計13・4%増 新年度予算案発表、過去最大

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  • 2025年2月7日

 恵庭市は6日、2025年度予算案を発表した。一般会計の総額は前年度比13・4%増の360億6300万円。7特別会計と公営企業会計を含む総額は前年度当初比9・1%増の574億6540万円でともに過去最大。原田裕市長は、次世代半導体製造のラピダス社、記録的集客が進むボールパークなど近隣市の動きに触れ、「恵庭市を取り巻く環境の変化にしっかり対応する1年になる」と位置付けた。新年度予算案は19日開会の第1回定例市議会に提案する。

 予算が膨らんだのは人件費、扶助費、普通建設事業費が大きく増加したため。市税も賃金上昇による市民税の伸びや固定資産税の評価替え、新規倉庫の建設で増加。市民税、純固定資産税など合わせて前年度比7・2%(6億3069万円)増を見込んだ。

 新年度は、医療的ケア児に対する医療保険適用外の訪問看護の提供▽JR島松駅前に図書館、支所、市民センター機能を備えた複合施設の整備▽専属看護師による救急医療相談を実施する札幌圏24時間365日救急医療相談窓口加入▽札幌圏6消防本部共同の災害連携の消防通信指令業務の共同運用▽大学と共同の舗装路面のAI調査・分析による長寿命化計画策定─などに取り組む。

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